国土交通省は31日、東京都渋谷区のJR渋谷駅東口の歩道橋に設置されたシンドラーエレベータ社が製造し保守管理するエレベーターで今年4月、かごをつり下げる金属製のロープ3本のうち1本が切れ、運転停止状態になっていたと発表した。けが人はなかった。
同省は点検作業に問題があった可能性もあるとして、同社が保守業務を行っている全国の約5千基のエレベーターのロープを緊急点検するよう自治体などに指示した。
エレベーターは11人乗りで、高低差は5・4メートル。シンドラー社が平成18年1月に設置し、保守管理している。4月23日午後、シンドラー社の担当者が月に一度の定期点検に訪れ、緊急停止状態になっているのを発見。確認したところ、金属線8本を束ねてできた長さ37メートルのロープ1本が、かごに近い部分で破断していた。点検の直前までは平常通り作動していた可能性が高いという。
同社は3月23日の定期点検後、この破断したロープの「一部にさびがある」として経過を観察すると同省に報告していた。
国交省によると、エレベーターのかごを支えるロープは、1本が切れても安全に支障がない構造にするよう建築基準法で義務づけられている。このため、通常1本でかごをつる強度があっても、2本や3本のロープを設置している。
シンドラー社製のエレベーターをめぐっては平成19年、東京都杉並区のマンションで、ロープの金属線束の一部が破断しているのが見つかっている。
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by 3mofihoyhg
| 2010-06-04 14:12